エジプト不動産ツアー【2023年8月13日〜17日】 詳しくはこちら

エジプトのランボルギーニレジデンスを紹介|物件情報や投資対象としての魅力

海外不動産投資に興味を持っている方は、エジプトへの投資が世界的に注目されているという情報を耳にしているかと思います。
現在エジプトではカイロから新首都ニューキャピタルへの移転計画が進んでおり、住宅やオフィス需要が急激に増加している状況です。

なかでもエジプト新首都の一等地に建設が進められているランボルギーニレジデンスは、値上がり率や希少性の面で目が離せない物件です。

そこでこの記事では首都移転に伴う不動産状況の変化を踏まえ、ランボルギーニレジデンスの詳細や今後の動向を解説していきます。投資先の見極め方も紹介しているので、併せて参考にしてみてください。

目次

エジプトの首都移転について

ランボルギーニレジデンスの概要や投資のメリットを詳しく理解するために、まずはエジプトの不動産状況がどのように推移しているのかを抑えておきましょう。
ここでは世界中の不動産投資家が注目しているエジプトの首都移転に関する情報を解説していきます。

エジプトはどんな国

エジプトはアフリカに位置し、中東に面しています。古代エジプトは文明が発展し、重要な歴史遺産が残されています。

現在は経済的にも重要な国の一つで、ピラミッドやナイル川を中心とした大きな観光産業を持っています。
国民の多くはアラブ語を話し、イスラム教が主要な宗教です。

エジプトの経済は過去数年間、成長を続けてきました。国内総生産(GDP)は2018年に約906億ドルから2019年には約982億ドルに増加し、2020年には約942億ドルになりました

エジプト政府は、経済成長を促進するための改革を進めており、外資の参入を促し、投資環境を整備しています。
また、エネルギーやトランスポートなどのインフラ整備にも力を入れています。

世界的企業のAmazonはエジプトに進出し、アフリカ最大規模の配送センターを2021年8月に完成させました。
関連施設を含めてこれまでに70億円以上が投資され、現地スタッフら3000人以上の雇用が生み出されるとしています。

これらの改革や投資が反映され、経済が急成長を遂げているのが現在のエジプトです。

近年は人口増加や海外企業の進出が目立ち、今後はヨーロッパ・アフリカへのアクセスの良さを生かしたさらなる発展が見込まれます。
当然人口増加と比例して不動産需要も高まっているため、海外不動産投資を行ううえでは目が離せません。

現首都カイロの状況

エジプトの首都であるカイロは、経済、文化、教育などの分野で重要な役割を担っています。
一方で爆発的に人口が増加したことにより、以下のような様々な問題点が発生しています

首都カイロが抱える問題
  • エアクオリティー
    大気汚染が深刻であり、空気質が悪いことで知られています。これは、工業排出物や過剰な車両移動などが原因です。
  • 水資源
    水資源が不足しており、水不足が深刻な状況であることで知られています。
  • 交通渋滞
    人口が多いため、交通渋滞が深刻であり、移動に時間がかかります。
  • 環境汚染
    廃棄物の処理が適切でなく、環境汚染が問題になっています。
  • 不安定な政治状況
    エジプトは近年の政治状況が不安定であり、カイロでも政治的な不安定があります。
  • セキュリティー
    カイロは一部地域ではセキュリティー上の問題があるため、訪れる場所や活動については事前に調べることが重要です。

これらはカイロにおける問題点の一部ですが、政府や市民などが取り組んでいることもあり、今後の改善が期待されています。

新首都ニューキャピタルについて

エジプトは、現在、カイロを首都としていますが、新しい首都を建設する計画があります。これが「ニューキャピタル」プロジェクトです。

ニューキャピタルはカイロから約50km離れた場所に建設される予定で、約700平方キロメートルの広さを持ち、約700万人が住むとされる新しい都市です。
計画によれば、政府機関、外国大使館、大学、病院、ショッピングモールなどが集約され、国際的なビジネスセンターとしても活用される予定です。

このプロジェクトはカイロやその他の都市での環境汚染や交通渋滞などの問題を解決し、将来的な発展を促進することを目的としています。
2015年に計画が発表されて以降、現在も進行中であり、2023年には一部が完成する予定です。

しかし大規模なプロジェクトであるため、時間的・費用的にも負担が大きく、完全に完成するまでには時間がかかる可能性があります。

また新しい首都においても、土地取得や環境影響などについては問題があるため、将来的な発展については今後も注目されることでしょう。

首都移転で起こること

カイロからの首都移転により、エジプトはこれから大きな発展が見込まれます。

カイロから首都が移転することで、行政機能やエジプト国内外の企業オフィスが移転するとともに、新首都には政府関係者や富裕層が移住するでしょう。また、新たな海外企業の進出により、駐在員が増加すると予想されます。

新首都の発展や生活人口の増加によって、新首都に建築される物件は入居希望者のみならず、不動産投資家からの人気が高まり、価値が上昇していく可能性が高まります。
高い将来性を持つエジプトは、海外不動産投資の投資先として高い注目を集めています。

あわせて読みたい
エジプトの首都移転計画を詳しく解説ー新首都の場所•名前•理由などー 2015年にエジプトの首都移転が発表され、2021年の12月から本格的に行政機関の新首都への移転が始まっています。 さらにエジプト政府は、新しいテクノロジーを駆使したス...

ランボルギーニレジデンスとは?

エジプトのランボルギーニレジデンス

エジプトに建設されるランボルギーニレジデンスには、どのような特徴があるのか詳しく解説します。

スポーツカーで有名なランボルギーニが手がける高級ヴィラ

ランボルギーニ・レジデンスとは、イタリアの自動車メーカーランボルギーニが手掛ける、高級な住宅プロジェクトのことです。
ランボルギーニのブランドイメージを反映したデザインや、高級な設備、サービスを提供することで、高級な生活を提供することを目的としています。

外装デザインから内装、家具に至るまで全てをランボルギーニが手がけており、家具や備品の一つ一つにブランドを象徴する闘牛のエンブレムが入っています。

立地は新首都の最高級エリアR7

エジプトのランボルギーニレジデンスは、新首都のなかでも最高級エリアであるR7に建設されています。

R7は新首都の中心に位置する高級住宅地で、行政機関やメガバンク、大使館のあるエリアにあります。
東京都で表すと港区六本木や麻布近辺などに相当し、新首都の中でもこれから土地価格が最も高騰すると予想されているエリアです。

ドバイのランボルギーニレジデンスは即完売

ランボルギーニレジデンスはエジプト以外にも建設されています。

具体的には、タイのバンコクやチェコのプラハ、ドバイです。

このなかでもドバイでの販売実績は目を惹くものがあります。

ドバイでの販売部屋数はエジプトのランボルギーニレジデンスの50倍に相当する1万以上、かつ価格は4倍でありながらすぐに完売するほどの人気ぶりでした。

このことからエジプトにおいても競争率が高くなっており、世界中の投資家が注目しています。

ランボルギーニレジデンスの不動産投資対象としての魅力

ランボルギーニレジデンスの不動産投資対象としての魅力

さまざまな特色のあるランボルギーニレジデンスですが、不動産投資対象としての魅力はどのような点にあるのか、詳しく解説していきます。

ランボルギーニレジデンスの想定入居者

ランボルギーニレジデンスが建設される新首都の一等地R7の周辺には、行政機関や海外企業のオフィスが入る予定です。
このため、ランボルギーニレジデンスには行政関係者や海外企業の駐在員などの入居が見込まれます。

他国におけるR7クラスの首都の一等地で生活するような資産1億円以上の有名人や企業役員など、セレブ層も入居する可能性があります。

また、価格の高騰が見込まれる為、居住用ではなくランボルギーニレジデンスを投資物件として購入する不動産投資家と予想できます。
つまり、ランボルギーニレジデンスの想定入居者は、資金に余裕のある富裕層が多いでしょう。

発展が見込まれる新首都の好立地に建つ

ランボルギーニレジデンスは、新首都ニューキャピタルの中でも最高級エリアに位置しています。

海外不動産投資においても国内と同じく、立地は非常に重要な要素の1つです。不動産物件の立地は、賃貸や売買で利用される可能性、それによって得られる利益、その物件が持続可能かどうかなどに大きく影響します。

  • 交通の良い立地:交通の便が良い立地は、賃貸や売買での利用が高い可能性があります。特に都市部では、鉄道やバスなどの公共交通機関に近い立地は、需要が高く、賃料や値段も高くなります。
  • 商業地域:商業地域にある物件は、商業施設やサービス施設などが近くにあるため、利用者にとって便利であり、需要が高くなります。
  • 環境:物件の立地が環境に配慮している場合は、長期的に持続可能であり、将来的にも需要が高くなる可能性があります。

カイロから行政機関や企業のオフィスが移転するほか、新たな海外企業の進出も見込まれます。
また、大学などの高等教育機関や、スポーツの国際大会が開けるような大型スタジアム、大型ショッピングモールやアミューズメント施設の建設も計画されています。

このような施設が整備されることで人口が増加すると、公共交通機関など交通網の整備も進み、利便性は増していくことでしょう。

1年で販売価格が1.5倍に上昇

エジプトのランボルギーニレジデンスの価格は、販売開始時と比較して、すでに1.5倍も上昇しています。
具体的には、販売開始時に1,300万円だった価格が、1年経過時に2,000万円近くまで値上がりしました。

そのうえ2022年後半には更に30%も価格が上昇しており、開始価格の2倍まで到達しています。

新首都の物件は全体的に値上がり傾向にありますが、そのなかでもランボルギーニレジデンスは顕著です。

また海外不動産投資では、建設工事が着手される前に物件を購入するプレビルド方式の投資が主流です。

プレビルド方式の場合、建設前から建設中、施工完了までの間は物件価格が上がり続ける傾向にあります。
もちろんリスクもあるので、しっかり調べてから投資することは必要です。

現在のエジプト新首都を「大きな経済発展を遂げたドバイの数年前の状況に似ている」
との声もあり、エジプトの新首都にある物件を投資対象として検討する人が増えています。

あわせて読みたい
不動産投資国として今大注目のエジプト|二度とない首都移転の投資チャンス 海外不動産投資を検討する際に、必ず注目すべき国としてエジプトが挙げられます。 エジプトは2015年から首都を移転する計画を進行しており、現在は行政機関をはじめ主要...

ランボルギーニレジデンスの物件情報

魅力の多いランボルギーニレジデンスの物件情報について解説します。

ランボルギーニレジデンスの基本情報

ランボルギーニレジデンスの基本情報を、以下の表にまとめました。

物件名トニーノランボルギーニレジデンス in New Capital
立地新首都・R7エリア
物件種類レジデンス(住居)
間取り別の平米数2ベッドルーム:115㎡〜128㎡
3ベッドルーム:165㎡〜172㎡
4ベッドルーム:187㎡
階層7階建て(日本表記:8階建て)
完成時期・引き渡し時期2025年〜2026年

ランボルギーニレジデンスの外観

上記は、ランボルギーニレジデンスの完成予想画像です。

全体的に特徴のある形をしており、屋上のランニングコースには赤色が施されています。
外観の色は、赤・白・グレーで統一されており、シンプルながら洗練されたイメージを持ちます。

このほか、正面玄関にある車寄せの大きな屋根や、屋上のプールが印象的です。

外観のあちらこちらにランボルギーニのシンボルである「闘牛のエンブレム」が入っている点は、ランボルギーニレジデンスならではといえます。

ランボルギーニレジデンスの内観・間取り

ランボルギーニレジデンスは、内観にもランボルギーニのデザインが取り入れられています。

また、ランボルギーニブランド特注の家具は備え付けです。
内観や家具にも「闘牛のエンブレム」があしらわれています。

間取りは2〜4ベッドルームの3タイプで、幅広い世帯構成に対応しています。 

ランボルギーニレジデンスの設備

ランボルギーニレジデンスには、共有設備としてプールやジムが設けられています。

また、屋上にはランニングコースが設置されており、敷地内にいながら体を動かすことが可能です。
共有設備が充実していることも、ランボルギーニレジデンスの大きな魅力の1つといえます。

ランボルギーニレジデンスの価格

これまでのランボルギーニレジデンスの価格推移や今後の価格予想について解説します。

エジプトの新築マンションの値動きについて

エジプトの新築マンションの値動きは、日本国内の新築マンションの値動きとは若干異なります。

第1期・第2期・・・のように、段階的に販売していく点は国内と同じですが、エジプトでは期別の価格が大きく変わります。
具体的には、販売開始期から建設完了期にかけて、段階的に物件価格が上昇していきます。

日本では、販売の時期で大きな価格変動はありませんが、エジプトは徐々に値上がりする点が特徴です。
つまり国内不動産では期待しにくい、キャピタルゲインを狙える可能性が高いということです。

ランボルギーニレジデンスの価格推移

ランボルギーニレジデンスの価格は、販売開始から大きく値上がりしています。

販売開始時には1,300万円だった価格は、5%、10%、15%刻みで値上げされ、直近では30%もの上昇幅です。
エジプトの新築マンションの値動きについては、前述の通り段階的に物件価格が上昇すると説明しました。

その中でもランボルギーニレジデンスは上昇幅が大きいといえます。
ランボルギーニレジデンスの価格推移から、物件としての人気の高さや新首都ニューキャピタルへの期待の高さがうかがえます。

ランボルギーニレジデンスの今後の価格予想

ランボルギーニレジデンスは完成時期まであと2~3年を要することから、これまで通り販売価格が上昇することが考えられます。
場合によっては販売開始過客の2.5倍まで高騰するとの予測もあるため、価格が下がるということは考えにくいでしょう。

また引き渡し後であってもブランド力の強さは健在で、空きが出た場合にはすぐに購入者が見つかると想定しています。
立地、質、希少性を考慮すれば中古物件となっても十分な資産価値が見込まれるので、今後も富裕層物件としての位置付けに変わりはなさそうです。

あわせて読みたい
タラーニューキャピタルを紹介|首都移転で盛り上がるエジプト不動産投資の注目物件 新首都誕生によって続々と魅力的な物件が建築されているエジプトですが、ランボルギーニレジデンスに引き続き大注目の「タラーニューキャピタル」が誕生しています。現...

エジプトのランボルギーニレジデンスは購入すべきか?

結論からお伝えすると、今からランボルギーニレジデンスを購入することはおすすめしません。
この理由を以下で深堀していきます。

ドバイの事例から学ぶ海外不動産投資の成功法則

ランボルギーニレジデンスをはじめ、販売の期別ごとに価格が高騰していく物件を扱っていきたい場合には、ドバイの不動産事情を参考にしましょう。

まず不動産投資で大きな収入を上げている人は、ほぼ確実に都市開発中の新リリース物件を購入しています
ここのメリットとしては以下の3点が挙げられます。

新リリース物件を購入するメリット
  • 期別に販売価格が上昇していくため、第1期で購入すれば支出を最小限に抑えられる
  • 優良地、優良物件であれば完成時に価値が倍増していることがある
  • 販売後期で売却してしまえば、新築の状態でありながら大きなキャピタルゲインを上げることができる

通常不動産投資といえば物件を購入して貸し出し、家賃収入で元をとると考えると思います。
しかし大規模な都市開発に伴う物件価格の上昇、ならびに海外特有の販売形式を考慮すれば、最小工数で資産を増やすことが可能です。

「安い時期に買い、価値が上がったら売却する」を繰り返せば回転率も上がることから、好循環の資産運用ができるようになります。

したがってドバイでも物価が上昇する中心地「ダウンタウン」の物件を購入しており、旧市街地のオールドドバイで成功した投資家はごくわずかでした。
このような結果を踏まえると、エジプトにおいても新首都ニューキャピタルに着目することが最適だと見えてくるでしょう。

結論|ランボルギーニレジデンスより新首都の新物件

上記のドバイの事例を踏まえると、販売も後期を迎え価格も高騰したランボルギーニレジデンスは購入しにくい状況です。

冒頭でご紹介した通り、ランボルギーニレジデンスの販売価格は1,300万円から始まりました。
しかし2023年2月現在では一室2,600万円まで上昇しています。
机上計算ではありますが、もし販売初期に購入していればわずか数年で資産を倍増できていた計算です。

よって同様な方法で収入を得ていきたい場合には、

ランボルギーニレジデンスはブランドの注目度が高いため意識されがちですが、ニューキャピタルではその他にも投資におすすめの物件が建設されています。
もちろん今もなお建設が進んでいるため、不動産投資に最適な機会は継続的に訪れるでしょう。

ただしエジプトの経済状況は目まぐるしく変化していることから、本サイトの記事だけでは最新物件の情報をお届けできません。

もし新リリースの不動産情報をいち早く手にしたい方は、以下のお問い合せフォームからその旨をご連絡ください。
物件情報はもちろん、海外不動産投資の始め方に関するセミナーやエジプト不動産ツアーに関する詳細をお届けいたします。

まとめ

この記事では、エジプトに建設されているランボルギーニレジデンスについて、物件の詳細や今後の動向、実際に購入すべきかなどを解説してきました。

ランボルギーニレジデンスは、ブランド力と希少性に加えエジプトの注目度も高いことから、非常に魅力的な投資対象といえます。

しかし現状では価格が高騰しすぎていることから、海外不動産投資を初めて挑戦する方にとっては扱いにくい物件となりました。
資産に余裕があり所有したい目的があればこの限りではありませんが、収入を得るためには本件よりもおすすめできる物件が数多く揃っております。

あくまでランボルギーニレジデンスはひとつの事例として評価し、エジプトニューキャピタルの新リリース物件に注目していきましょう。
最新情報や不動産投資に関するお悩みは個別に対応させていただきますので、お気軽にお問い合わせください。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

三井邦弘のアバター 三井邦弘 ブログ編集長

日本生まれの韓国人。関西大学卒業後、ソウルでガイド事業開始。2010年EC運営会社設立。2013年製菓製造販売業開始。2016年和食レストラン開始。2018年ウェブマーケティング会社設立。2019年Token NewsのKorea Managerを担う。現在、アジアとアフリカへ投資(企業、不動産、ETF)実行中。

目次