エジプトのビザの延長は簡単に行うことができます。
投資家ビザを持っていない場合も、1ヶ月間が期限のエントリービザを取得し延長申請をすることで最大半年の延長が可能です。
パスポートセンターにてビザの延長が可能
ビザを更新する場所は入国管理局的な所ですが、日本語で言うとパスポートセンターです。パスポートの更新や移民の手続きなどを行う場所になります。
申請場所はカイロ以外にもルクソール・シャルムエルシェイクがありますが、その中でもカイロは一番混雑しています。ビザの更新にはかなりの時間がかかります。
通常エジプトで仕事をする場合は、会社を作って投資家ビザを発行してエジプトで生活するのが一般的な流れとなります。
投資家ビザの手続きができていない場合は、エントリービザを発行します。観光客もエントリービザが必要です。
エントリービザの期限は1ヶ月しかありませんが、延長すると最大半年まで延長することが可能です。延長最大期限の半年で申請をしても、それ以下の期限分しか延長許可が降りない場合もあります。
ビザを延長する手順
・エジプトに入国
・エントリービザを購入(期限は1ヶ月/25ドル)
・パスポートセンターで延長手続き(最大で半年まで延長可能)
このようにしてバックパッカーも、エントリービザで入国し管理局で延長手続きをして1ヶ月以上滞在してます。
手続き的には書類を提出してお金を支払って完了なのですが、4時間以上もかかります。さらに、アラビア語が話せないと手続きは難航します。

エジプトのビザ延長手続きにかかる費用と条件
延長手続きにかかる費用は、
申請時 | 1,175EGP(約8,300円) |
受取時 | 755EGP (約5,285円) |
合計 | 1,930EGP(約13,285円) |
ビザの延長手続きはエジプトで滞在するための繋ぎです。永住する為には投資家ビザを取得する必要があります。また、外国人は基本的に全員会社を創設します。
投資家ビザを取得する条件
①会社の登記をする
②資本金の要件を35000ドル以上入れる
(資本金は政府に取られるものではなく会社の貯金です)
投資家ビザはIDが出るまでに手続きが煩雑
投資家ビザは、ID発行がされるのに「1年以上」かかるので基本的にビザ更新でしのぎます。また、海外から1回でも出てしまうと効力がなくなり、またエントリービザで入国して25ドルを支払い、再度申請してカードを作成しなければいけないというデメリットもあります。
しかし、現時点では色々手続きに不便なところもありますが5年後くらいにはニューキャピタルにもパスポートセンターができ、そこでは電子化されて便利になっていきます。

投資家ビザのIDカードで銀行口座が開けられる
投資家ビザのIDカードで銀行口座が一部の銀行では作れます。
実際にビザのIDカードで銀行口座が作れるのかどうかの調査とヒヤリングを銀行にしたところ、口座を開けられない銀行が多かったが、一部の銀行では口座開設できることが分かったので、本当に口座が開けれるかどうかの実験をこれからしていきます。
もし本当に銀行口座が作れる場合、滞在期間1週間くらいあれば口座が開けられるそうです。

